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執筆者の写真trefle osteo

身体の循環を改善するなら、まずはこの3か所から!

浮腫みや疲労回復/ダメージ修復の長期化など

身体の水分の循環が悪くなると

さまざまな不調を引き起こしてしまいます。


循環を改善するために

ストレッチをしたり

マッサージを受けたりする方も多いと思います。


そこで今回は

循環を改善するときに抑えておきたい

ポイントを紹介します。



循環改善のスタートは、この3か所から!

身体の水分は

血液によって運ばれていますが

血液を送り出す心臓も

飲食によって取り入れられた水分を

吸収する消化器官も

血液をきれいにして老廃物を

外に流し出す腎臓も

全て胴体部分に収容されています。


循環

そして、胴体部分から離れたところの

血液循環を行うためには

“連絡橋”を通して行われています。


その連絡橋が

頭の場合は首、

腕の場合は脇/肩関節、

脚の場合は鼠径部/股関節になります。


どんなに循環を良くしようと

ストレッチやマッサージをしても

連絡橋の通りが悪ければ

結局そこで詰まってしまいます。


そのため、循環を改善するときには

まず最初に首、肩関節、股関節の周辺

緩めてあげることが大切です。



首、肩関節、股関節に不調が起こりやすい!?

これらの3つの部位は

胴体部分とその先(頭、腕、脚)をつなぎ

支えている部分であり

関節運動も頻繁で大きいです。


そのため、これらの周辺には

靭帯や筋肉がいくつもあり

「支える」ことと「動かす」ことの

2つの大きな役割を同時にできるようにしています。


ですが、靭帯や筋肉の柔軟性が低下したり

筋力が低下してしまうと

この2つの役割のバランスが崩れてしまい

痛みや違和感、動きの悪さなどの

不調が起こりやすくなってしまいます。


また、胴体部分との連結部分なので

胴体部分の歪みや姿勢の悪さなどの影響を受けてしまい

関節の動きが悪くなってしまうことも

少なくありません。


このように、構造上・位置関係により

この3カ所は不調が起こりやすく

そしてそれによって“連絡橋”を

狭めてしまうことが多いです。



この3カ所を緩める方法(OMT)は?

首、肩、股関節を緩める方法としては

軽い運動で関節を動かしたり

ストレッチでその周辺の

筋肉や関節を緩めてあげるのが

一番いいでしょう。


OMTとしては

METによって周辺の筋肉を緩めたり

BLTやArticulation/mobilisationで関節を緩めます。


この3カ所は、“連絡橋”だと紹介しましたが

これは血液循環だけに限ったものではなく

神経やリンパ管なども含まれます。


そのため、マッサージやPRなどの

直接的な刺激は強すぎてしまうこともあり

やりすぎることで

それらを傷つけてしまう可能性があります。


さらに、鎖骨周辺や腹部の施術を加えることで

リンパの流れのサポートにもなります。


これらを緩めた後に

気になる所や全身的に施術を行うことで

より効果的に循環を改善することができます。


また、歪みや姿勢が悪い場合には

胴体部分にアプローチをかけて

改善に働きかけます。


歪みや姿勢の改善には

自身による体幹トレーニングや

姿勢のクセを意識的に改善することも重要なので

運動・ストレッチ方法を伝えて

習慣化してもらうことも大切です。



最後に

首、肩関節、股関節には

その先にある頭、腕、脚にとって

重要な血管や神経などが詰まっていて

とても繊細な場所です。


普段から姿勢に気をつけたり

無理のない範囲内で運動したり

ストレッチをするなどして

できるだけ“スペース”を

作ってあげるようにしましょう。


<ストレッチの例⇓>



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