猫背を放っておかないで!
- trefle osteo
- 2023年3月7日
- 読了時間: 3分
更新日:2023年11月10日
仕事内容やスポーツ、何気ない日常の姿勢などで
頭や肩が前に出て
いわゆる”猫背”の姿勢になっている方も
少なくないですよね。
実はこの姿勢は
身体に起こるさまざまな不調の
原因になることがあるんです。
今回は
「猫背によって起こる身体の不調」について紹介します。
そもそも”猫背”ってどんな姿勢?
日本で猫背といわれる姿勢は
Upper Crossed Syndrome (UCS) ともいい
頭~胸を横から見たときに その姿勢がX状にクロスして関連性があるので
このように呼ばれています。
きれいな姿勢というのは
横から見た時に
耳(耳孔)、肩(肩峰)、腰(仙骨)の少し前、
膝(膝蓋骨)の少し後ろと
外くるぶし(外踝)の少し前を
直線で結べる状態の姿勢です。
この線は本来、身体の重心となる線でもあり
身体の位置がこの線からズレると
身体に負担がかかってしまい
「気づいたら○○が痛い」のように
さまざまな不調の原因となってしまいます。
そして、上半身がこの線からズレて
猫背姿勢の状態の共通点は
首の背屈筋のハリ/コリと屈筋の筋力低下、
大胸筋などの胸部の筋肉のハリ/コリと
背中(特に肩甲骨の間)の筋肉の筋力低下がみられます。
また、それに伴って
首(頚椎)の後弯と背中(胸椎)の前弯が増し
肩甲骨が外側 + 上方に位置しています。
猫背が続くと身体に何が起こる?
猫背の状態が続くと
身体にさまざまな不調を引き起こします。
猫背特有の頭が前に位置している姿勢は
首から背中にかけて大きな負担がかかるため
その結果、首や背中、肩回りの痛みが出てきます。
また、首回りの過度な筋肉のハリやコリ、
動きの悪さは頭痛(Cervicoogenic headache)を
引き起こすこともあります。
さらに、首には身体をリラックスさせる
副交感神経(迷走神経:CN10)が通っていて
背中からは交感神経が出ているので
自律神経の乱れの原因になることもあります。
その他にも
背中の丸み(上部胸椎の前弯増加)によって
肋骨が正常な動きができなくなるので
呼吸が浅くなったり、呼吸の際に
背中や胸に痛みや違和感が生じることがあります。
また、この姿勢により
お腹(特に胃)が圧迫されるため
それにより胃酸が逆流し
胃の近くに位置する食道下部がダメージを受け
食道炎になることもあります。
どうやって猫背を改善する?
猫背の改善方法としては
ハリ・コリの出ている筋肉の
ストレッチなどによる柔軟性の改善と
筋力が低下している筋肉の筋力トレーニングです。
これにより
首回りや背中/胸周りの筋肉バランスが改善され
姿勢が改善されます。
また、十分に筋肉のバランスが整うまでは
意識していないときれいな姿勢を保つことが難しいので
気づいた時には姿勢を正すことが必要です。
最後に
猫背はその姿勢によって
首や背中周辺で不調が生じることはもちろん
自律神経の乱れなど全身の不調の原因にもなる
身体に悪い影響を与える姿勢です。
簡単なストレッチや筋力トレーニングで
改善することができるので
日常の隙間時間などで行ってみてください。
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