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執筆者の写真trefle osteo

気をつけたい、冬の脱水状態!

冬になると気温も低くなり

運動量も減ってしまったりして

汗をかくことが少なくなりますよね。


そのため、汗をたくさんかく夏に比べて

水分を取ることが少なくなりますよね。


でも汗をかかないからと

水分補給を極端に減らしてしまうと

冬でも脱水状態になってしまう危険があるって

知っていましたか?


今回は

冬に脱水状態になる理由について紹介します。




息で水分が身体の外に!

「身体から水分が出る」といえば

トイレや汗をかくことを

思い浮かべる方も多いと思いますが

実は水分は息の中にも含まれています


息の中の水分は水蒸気で

汗などの水滴と違って目に見えないので

普段はなかなか認識しにくいです。


ですが、冬、特に朝や寒い日など

息が白くなることがありますよね。


これは雲や霧と同じような現象で

息の中に含まれる水分が

空気中の微粒子とくっつくことで

目に見えない水分が白く見えるようになります。

※南極など、空気中のチリやホコリが少なく

 空気が澄んだ場所では息は白くなりません。


また、呼吸をする回数は基本的に

運動をした後や興奮している時などに増えて

リラックスしている時には少なくなりますが

季節に左右されることはほとんどありません。


そのため、私たちは

寝ている時も目が覚めている時も

息をする度に水蒸気という形で

水分を身体の外に出していることになります。



身体の水分は息以外でも外に出る⁉

冬になると火の元に気をつけなければいけませんが

多くの方が気になるのが肌の乾燥ですよね。


その原因は冬は空気が乾燥しているから。


空気が乾燥していると

気づかないうちに皮膚からも

水分がとられてしまっています


基本的に冬は身体を覆う服装が多いですが

ファッションによっては

首元や脚が出るものがあったり

身体を覆う服装でも顔は出していますよね。


また、室内では

暖房器具で温かくしていることも多いので

屋外にいる時と比べて

軽い装いをしている方もいると思いますが

暖房で温められた部屋はより乾燥しているので

私たちの身体も乾燥(脱水)しやすい環境

ということになってしまいます。


さらに、空気が冷たかったり乾燥していると

それらは目にとって "刺激" となってしまうため

涙の量を増やすことで目を刺激から守ろうとするので

目からも水分が外に出ていることになります。



脱水状態を防ぐには?

まずはしっかり水分補給をすることです。


ここでポイントなのが

「何で水分補給するか」です。


水分といっても、コーヒーや紅茶など

カフェインを多く含む飲み物や

カリウムを多く含む果物などには利尿作用があるので

身体の水分は外に出ていきます。


また、ジュースやスープなど

糖分や塩分の高い飲み物は血中の濃度を高めてしまい

それを薄めようと血管内に水分を取られてしまうので

味の濃い飲み物も水分補給には向いていません。


そのため、水分補給の際には

もしくはデカフェのように

カフェインの少ない飲み物や

カリウムや塩分、糖分の控えめな飲み物で

行うようにしましょう。


そして、自分が過ごす場所の湿度も大切です。


冬、特に暖房の効いた部屋は

湿度が低く空気が乾燥しています。


空気が乾燥していると

身体から気づかない間に水分が出てしまうので

湿度を調整することも大切です。


適切な湿度は気温に異なりますが

冬の暖房の効いた部屋では

60%前後にしておくと心地よく過ごせます。


そして、もう1つ大切なことが運動をすることです。


「運動をすると汗をかくから逆効果では?」と

思われる方も多いかもしれません。


もちろん、運動をすれば

その分汗をかいたり

汗をかかなくても呼吸数が増える分

息から水分が出ていく量も増えるので

運動の前・最中・後には

しっかりと水分補給することが必要です。


ですが、ここで言う "運動" は

最低限の筋力や柔軟性の維持もしくは

それらの向上です。


筋力や柔軟性が低下すれば

身体の循環が低下して全身に均等に

水分を調達することができなくなってしまい

結果として浮腫んでしまったり

指先が冷たくなってしまったりします。


せっかく補給した水分も

ちゃんと身体を巡らなければ意味がないので

適度な運動やストレッチなどを心がけて

しっかり水分が身体を潤わせることが

できるようにしましょう。



最後に

冬は水分補給がおざなりになってしまったり

寒さもあって、運動量が少なくなって

身体全身の水分が低下してしまいがちです。


水分補給を意識して行って

運動やストレッチを行うことで

身体が脱水状態にならないようにしましょう。

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