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執筆者の写真trefle osteo

姿勢が悪いとリラックスしにくくなる!?

猫背や反り腰、頭が前に出た姿勢など

姿勢の乱れにはさまざまありますが

姿勢が悪くなることで

身体がリラックスしにくい状態になってしまうって

知っていましたか?


今回は姿勢とリラックスの関係について紹介します。



自律神経の走行に注目!

自律神経には

交感神経(戦闘モード)と

副交感神経(リラックスモード)の2種類があり

この2つがバランスよく働くことで

身体の健康をサポートしています。


そしてこれらの神経の走行(通り道)には

特徴があり、交感神経は

背中(第1胸椎神経~第1or2腰椎神経)から出て

副交感神経は頭(第3,7,9,10脳神経)と

腰(第2~4骨盤神経)から出ています。


交感神経は脊髄を出た後

背骨の横にある交感神経節と呼ばれる

神経細胞が集まったところを経由していて

副交感神経の第10脳神経(迷走神経)は

頭(頭蓋骨)を出た後に首を通り

腰から出た神経(骨盤内臓神経)は

骨盤内を走行して身体へ神経信号を伝達します。


そのため、姿勢の乱れによって

首~背中周辺のバランスが崩れたり

腹部~骨盤部の環境が変わることにより

これらの神経の働きを邪魔してしまい

バランスが崩れてしまうことがあります。



姿勢が悪いとストレスも増える!?

姿勢が悪い状態というのは

“どこかが休んでいる代わりに

どこかに負担がかかりすぎている”ため

偏りがある状態です。


そのため、負担がかかりすぎたところは

疲労が蓄積しやすく

その疲労の蓄積がダメージを与えてしまい

結果として、違和感や痛み、しびれ、

動かしづらさなどのさまざまな不調を

引き起こしやすくなり

これらはストレスの原因にもなります。


また、身体の不調によって

睡眠を妨げられてしまえば

疲労の回復やダメージの修復に影響して

さらに悪化してしまったり

持続的に症状が出ていた場合

集中力が低下してしまい

仕事や勉強などのパフォーマンスが

落ちてしまったりすることで

余計にストレスを感じる場面が増えてしまいます。



適度な運動と日々のストレッチがカギ!

姿勢を改善するには

1.正しい姿勢を維持できる状態にすること

2.筋肉のバランスを整えること

の2つがポイントになります。


そのうえで、適度な運動とストレッチを

習慣にすることはとても大切です。


一時的に運動/トレーニングやストレッチを強化して

短期的に姿勢を改善することもできますが

“強化”してやったことは

その後パタリとやめてしまう傾向が強いです。


一度改善した身体の状態を維持するためにも

継続して最低限の運動やストレッチをしなければ

また時間の経過とともに衰えてしまい

もとの姿勢の悪さに戻ったり

さらに悪い状態になってしまうこともあります。


また、ストレッチに関しては

マッサージと一緒に“誰か”に

やってもらうこともできますが

その分、お金もかかりますし

運動においては自分でやらなければ

必要な筋力・体力はつきません。


もちろん、短期的に改善できれば

気持ち的に楽なところもあると思いますが

後々のことを考えるのであれば

まずは運動とストレッチをすることを習慣にして

そこからよりピンポイントな

運動やストレッチを取り入れるようにした方が

身体のいい状態を維持できたり

悪化を最小限に抑えることができます。



最後に

姿勢が悪くなる要因には

日常の身体の使い方のクセによることが多いですが

中には、先天的もしくは後天的な

疾患や変形などによって起こるものもあります。


そういった場合には

運動やストレッチのやり方を

より注意しなければいけなかったり

目的も“改善”ではなく、“緩和”や“維持”が主体になります。


最近ではさまざまな運動やストレッチ方法が

YouTubeなどで紹介されているので

それらをうまく駆使して

必要であれば個人的に誰かに協力してもらいながら

少しずつでも身体をいい状態にできるようにしましょう。

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