最近は健康を意識して
ウォーキングやランニングをしている方も多く
週末や時間のある時には
ジムに行ったりスポーツをしたりして
ストレス発散をしている方もたくさんいますよね。
そして、運動をした後や翌日などに
別にぶつけたりしたわけでもないので
踵周辺やアキレス腱に痛みや違和感を
感じたことはありませんか?
それ、もしかしたら
アキレス腱炎/周囲炎かもしれません!
そこで今回は
ランナーなどの下半身の運動量が多い人にみられる
アキレス腱炎/周囲炎について紹介します。
アキレス腱炎/周囲炎って?
アキレス腱は
ふくらはぎの筋肉(腓腹筋&ヒラメ筋)の腱で
踵(踵骨)についていて
ふくらはぎの筋肉の伸縮によって負荷がかかります。
アキレス腱炎/周囲炎は
その負荷が繰り返し起こすことで
アキレス腱自体、もしくはその周囲が
ダメージを受けて炎症を起こしている状態です。
そのため、主な症状としては
アキレス腱/アキレス腱周囲の
痛みや腫れ、発赤、熱感、
それに伴う動きの制限(機能障害)です。
また、アキレス腱炎/周囲炎が悪化したり
ダメージが大きい場合には
アキレス腱の部分/完全断裂や
アキレス腱の付着部である踵骨の剥離骨折などを
引き起こす可能性もあります。
どういう人に起こりやすい?
アキレス腱への負担が
もっとも大きくなるのは着地の瞬間です。
着地の瞬間には
足首や膝をバネのように動かすことで
身体への衝撃を小さくしていますが
その動きは脚全体の筋肉を働かせた状態で
かつ関節の曲げ伸ばしに対応できる柔軟性の
両方が必要になり、腱はその柔軟性を補う上で
とても重要な役割を果たしています。
そして、アキレス腱はその中でも
着地の衝撃をダイレクトに受ける
足の骨(踵骨)についていて
着地の際もっとも衝撃緩衝の役割を担う
足首の動きに関係しているため
大きな負担がかかりケガを起こしやすくなります。
そのため、アキレス腱炎/周囲炎は
走る・跳ぶなど下半身の動きが
活発な運動/スポーツをしている人によくみられます。
例としては、
ジョギング/ランニング
サッカー
テニス
バスケットボール
バレーボール
などが挙げられます。
また、そのような運動/スポーツをしていなくても
ふくらはぎの筋肉の柔軟性が低下している場合
アキレス腱への負担は大きくなってしまうので
日常の何気ない歩行などでも
アキレス腱やその周囲に炎症を
起こしてしまうこともあります。
予防・改善するには?
予防・改善方法としては
ふくらはぎを含む下半身の柔軟性UPです。
柔軟性を高めることで
アキレス腱への負担はもちろん
その周囲とも摩擦も軽減できるので
ダメージを起こしにくい状態になります。
また、柔軟な状態は
循環しやすい状態でもあるので
ダメージを起こしていても修復・回復を促進して
軽微なダメージの蓄積を防ぐことができるので
大きなケガを予防することができます。
そして、アキレス腱炎/周囲炎になった時には
痛みを我慢せずにできるだけ安静にして
症状が強いなど状態に応じて
アイシングをして炎症を落ち着かせたり
デーピング/サポーターをしてアキレス腱への負担を
最小限に抑えるようにしましょう。
ダメージある状態での無理な運動は
修復・回復を長引かせるだけでなく
さらに大きなケガの原因にもなるので
十分に注意しましょう。
最後に
特別運動/スポーツをしていなくても
立ち歩きなど日々の何気ない動きでも
アキレス腱に負担はかかっています。
脚/足が疲れていたり運動をした後はもちろんですが
日々のストレッチを習慣化することで
ケガの予防にもなるので1日の終わりには
簡単なものでいいのでストレッチするようにしましょう。
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