METはOMTの1つですが
自分でストレッチをするときに取り入れることで
より効率的に柔軟を高めてくれます。
今回はセルフケアで役立つ
ストレッチ×METについて紹介します。
そもそもMETって?
METとは、コリやハリなど
筋肉の硬さを取り除くテクニックの1つで
筋肉の柔軟を改善したい時に使われます。
もちろん、マッサージによって
筋肉を柔らかくすることもできますが
それは表層の筋肉に限ります。
仮に深層の筋肉もマッサージでほぐせたとしても
その分どうしても強い力が必要になるので
強い痛みを伴いますし
一番強い力を受けることになる皮膚や表層の筋肉などは
ダメージ受けることになります。
そのため、METなど
いくつかのテクニックを併用することで
より安全に筋肉を柔らかくしていきます。
どうやって普段のストレッチと組み合わせるの?
METはそもそも
施術者によってストレッチをかけてられ
その際に施術を受けている人に
軽く力を入れてもらうことで
よりストレッチの効果を高めます。
すなわち、METはストレッチ法の1つでもあります。
<本来のやり方>
1.施術者がストレッチをかける
2.受ける側が軽く押して施術者が抵抗をする
3.力をゆっくり抜きながらストレッチを深める
4.3~5回繰り返す
これを普段のストレッチと組み合わせるために
身体の重み/重力、壁や床などを利用します。
例えば、前屈をする場合
1.まずは重力のままに上体を前に倒し
そこから背中~腰全体でその重力に抵抗します。
→この時、上体を起こさずに
あくまで重力に軽く抵抗する程度です。
2.そのまま5カウントして、ゆっくり力を抜きながら
上体をさらに前に倒す
3.3~5回繰り返す
筋肉のハリ・コリが強い/疲労が蓄積している場合は
力を入れすぎてしまうことで
ツッてしまう可能性が高いので
あくまで軽い力(だいたい2割程度の力)で
行うようにしてください。
また、関節の動きが筋肉の硬さ以外が原因で
悪くなっている場合には
METによる関節の動きの改善は期待できず
やっている最中に痛みや違和感などを
伴うこともあるので注意してください。
最後に
OMTとして紹介しているテクニックの中には
自分自身ですることができるものもあります。
ただ、間違ったやり方をすると
痛めてしまうこともあるので、やってみるときには
特に問題のない場所で何度か試してから
するようにしてください。
METの詳しい内容は
別のブログで紹介しているので
興味のある方はぜひご覧ください。
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