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サッカーやテニス、バスケでも!プレー中に起こりやすい、首の捻挫

首の捻挫と聞くと馴染みはなくても

“寝違え”と言えば「あ~」となる方も多いはず。


首は頭を支えているうえに

頭を動かす役割もあるので

寝ている間よりも起きている間の方が

首の捻挫は起こりやすく

特にスポーツの競技中に起こすことも

少なくありません。


そこで今回は

スポーツと首の捻挫について紹介します。



首の捻挫ってどこで起こる?

首には、頚椎といわれる骨が7個あり

それぞれの頚椎の間、後頭骨と第1頚椎の間、

第7頚椎と第1胸椎の間の左右に関節があるので

計16個の関節があるということになります。


首の捻挫

そもそも捻挫とは

関節の過剰な動きによって

その周囲の組織(関節包、靭帯、腱、筋肉など)を

傷めてしまうケガなので

厳密に言えばキリがありませんが

少なくとも首では関節の数である

16カ所以上で捻挫が起こる可能性があります。


また、関節運動は

近隣の関節の動きの影響を受けるので

首の捻挫の場合は、上下左右の関節を

同時に捻挫を起こすことも多いです。



どうしてスポーツの競技中に起こる?

頭の動きは主に視覚や聴覚の影響を受けていて

頭/顔の角度を変えるとこで

より多くの視覚的・聴覚的情報を得ようとします。


そのため、その対象である人やボールなどが

速いスピードで動き続けるスポーツでは

首を左右に速く捻る動きが頻発するため

首の関節に負担がかかり

捻挫を引き起こしてしまうことがあります。


また、サッカーやバスケ、ラグビーなど

コンタクトスポーツでは

スライディングやタックルなどを受けて

勢い良くバランスを崩すことで

むち打ち症やそれに似たケガ起こすこともあります。


その他にも、柔道やレスリングなどの格闘技では

頭/顔周辺での技の掛け合い

頭部からの転倒などのによって

重度の頚部捻挫や頚椎の骨折、

それに伴う神経損傷などを

起こしてしまうこともあります。



首の捻挫の症状は?

首の捻挫は軽度であっても

痛み機能障害(可動域低下)を伴います。


その痛みによって

周辺の筋肉や筋膜などにハリが出ると

頭痛背中/胸部の痛み・違和感など

首以外でも不調が出ることがあります。


また、頚椎の関節部分からは

腕への神経が出ているので

捻挫の際に神経を刺激していまうと

首から手にかけて痺れや麻痺が

一時的に起こることもあります。


重度の捻挫の場合は

脊髄や脳幹を損傷することもあり

重度の後遺症が残こったり

命に関わることもあります。



最後に

首の捻挫は

発生機序(起こる原因)からしても

予防をしにくいですが

首のインナーマッスルを強化することで

安定性を高めることができて

捻挫のリスクを下げられます。


特にストレートネックのように

首の姿勢が崩れている方は

首のインナーマッスルが衰えがちなので

意識してトレーニングするようにしてみてください。

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