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執筆者の写真trefle osteo

その脚の浮腫み、骨盤の歪みが原因かも⁉

夕方になると

脚、特に膝下が浮腫んで

ダルさや痛みを感じる方も多いですよね。


その日1日の過ごし方によって

浮腫み方に差はあると思いますが

骨盤の歪みによって

浮腫みが悪化してしまうことも。


今回は「浮腫みと骨盤の歪み」について紹介します。




注目は股関節前面(鼠径部)!

骨盤は左右の寛骨と1つの仙骨によって

構成されていますが

寛骨の前面(股関節前面)には

鼠経靭帯が走行しています。



浮腫み

※右股関節(鼠径部)前面


この鼠経靭帯の下には

大きな動静脈(大腿動脈/静脈)と

神経(大腿神経)が通っています。


静脈にはリンパが並走していて

関節や血管の分岐部分など

所々にリンパの溜まり場所であるリンパ節もあり

鼠経部分もその1つです。


そしてこの部分は

しゃがむ、座る、前かがみになるなど

股関節を曲げた状態で圧迫されてしまうため

長時間のこのような体勢は

脚の血液やリンパの流れを滞らせてしまい

浮腫みの原因となってしまいます。


さらに、骨盤の歪みによっては

これと同じような状態を作ってしまうので

浮腫みやすくなったり

長時間座ったりすることで

脚がしびれてしまったりすることもあります。


骨盤の歪みにはさまざまありますが

その中でも特に骨盤が前に傾いたり

外に開いたりするような歪み方の場合

鼠径部に圧迫力がかかりやすくなってしまいます。



骨盤の歪みを取って浮腫みにくい脚に!

骨盤の歪みを取り除くには

まずどのように歪んでいるのかを

しっかりと把握する必要があります。


また、骨盤の歪みが

脚の長さの左右差(LLD)など

身体のつくりによるものの場合には

それらの配慮をしながら

骨盤の歪みを改善していく必要があります。


多くの場合、骨盤の歪みは

骨盤周りの筋肉バランスの崩れ

普段の姿勢やクセなどによって

引き起こされます。


特に妊娠・出産を経験した女性の場合は

その後のケアが不十分だと

骨盤が歪みやすくなります。


そして、

長期的な骨盤ベルトやコルセットの使用

腰回りの筋力を低下させて

骨盤の安定性を低下させてしまうので

骨盤の歪みを引き起こしやすくするだけでなく

慢性的な腰痛や

ぎっくり腰のような腰の急性のケガの

原因となってしまいます。


そのため

腰やお尻の筋肉や骨盤底筋群など

骨盤周囲の筋肉の筋力や柔軟性の向上

骨盤の歪みの予防+改善のために

キーポイントとなります。


簡単なトレーニングやストレッチで

十分な効果を得ることができるので

できる範囲内で行ってみてください。


ただし、筋力を過度に超えるトレーニングや

柔軟力を大幅に超えるストレッチは

ケガやその他の身体の不調の原因になるので

無理の範囲内で行うことが大切です。



最後に

普段の何気ない姿勢やクセなどから

妊娠・出産によるものまで

骨盤の歪みの原因となるものはさまざまあります。


姿勢の見直しや

筋力や柔軟性を改善することによって

骨盤の歪みの予防&改善になるので

できることから始めてみてください。


記事に関する質問や

気になることがある方は

お気軽にお問い合わせください。

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