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執筆者の写真trefle osteo

お酒は身体を興奮状態に⁉

みなさんは、お酒を飲みますか?

どれくらいの頻度で

どのくらいの量を飲みますか?


親しい間柄の人(家族や友達など)と

お酒を飲みながら楽しい時間を過ごすと

リラックスできたり

ストレス発散できたりしますよね。


ですが、お酒は

飲みすぎや依存状態が長期的になることで

身体にさまざまな健康被害を起こし

病気を引き起こすことでも知られています。


そしてその健康被害の1つに

自律神経の乱れがあることを

みなさんは知っていましたか?


そこで今回は、

お酒と自律神経の関係について紹介します。




お酒で頭はリラックス、身体は活発⁉

お酒は "向精神薬" とも言われることもあり

頭(脳)にさまざまな影響を与えることが

広く知られています。


お酒の主成分であるエタノールは

脳内で行われている電気信号を亢進・抑制することで

精神的な落ち着きやリラックスを促す働きがあります。


また、睡眠と覚醒の調節がうまくできなくなるので

急に睡魔に襲われて眠ってしまうこともあります。


そのため、お酒を飲むことで

いい気分になったり陽気になったり

お酒を飲んでいる途中で眠ってしまうことが

多くなってしまいます。


逆に、お酒を飲むことで

心拍数の上昇など交感神経優位の状態となり

身体は興奮/活発な状態になってしまいます。


そして、お酒を飲んで就寝することで

頭と身体がチグハグな状態で

眠ってしまうことになってしまいます。


本来、寝る時には

メラトニンと呼ばれるものが分泌されることで

副交感神経の働きを活発にして

身体をリラックスさせて睡眠状態にします。


ですが、お酒を飲むと

このメラトニンの分泌量が少なくなるため

睡眠中の副交感神経の働きが

抑制されてしまうのではないかと言われています。


この状態は睡眠時の

最初のレム睡眠まで(約3時間)続き

その後は副交感神経の働きが強くなり

身体も睡眠/リラックス状態になると言われています。


そのため、しっかり寝たつもりでも

身体が休めている時間が短くなっているので

睡眠の質が低くなってしまい

結果として、疲れ/ダメージが

改善されにくくなってしまいます。



飲みすぎには要注意!

お酒を飲んだ時に起こる

精神的な落ち着きやリラックスは

長期的にお酒を飲みすぎることで耐性ができるので

お酒の量を増やさないと

その効果が出なくなるので

どんどん飲む量が増えていってしまいます。


そのため、精神的な落ち着き・リラックスを

お酒だけに頼ってしまうと

お酒を飲む量や頻度が増えていき

最終的には依存症や中毒症になってしまいます。


また、自律神経においても

長期間お酒多く飲むことで副交感神経の変性が起こり

永続的に働きが悪くなってしまうこともあるので

アルコール依存症・中毒症の人では

副交感神経の機能低下が


さらに、アルコール依存症やアルコール中毒症のように

過度のアルコールを飲み続けることで

脳内のある部分がアルコールが抜けた時に

過度に活発になってしまい

てんかん発作や脳梗塞などの

脳の異常を引き起こしてしまうこともあります。


そして、過度な飲酒は脳や神経の働きに影響しますが

アルコール分解を行う肝臓などの臓器はもちろん

アルコールを摂取することで

身体は脱水状態になりやすいので

身体のいろんなところで影響を与えてしまいます。



最後に

お酒は適度な量や頻度で

うまく付き合うことができると

家族や友達と楽しい時間を過ごせたり

普段あまり話さない人とも楽しくお話できたりと

私たちの生活をよりよくしてくれますが

少し付き合い方を間違えてしまうと

身体に大きな負担を与えてしまい

最終的に身体の不調や病気を

引き起こしてしまいます。


"ストレス発散方法=飲酒"

となってしまっている方は

その他のストレス発散方法を探すなどして

過度な飲酒にならないように注意しましょう。。

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