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執筆者の写真trefle osteo

頭痛

みなさんは頭痛に困っていませんか?


頭痛ってあるだけでその日1日調子が出ないですよね。

腰痛などと違って姿勢を変えれば楽になるというものでもないですし。。。

朝起きた時から頭痛があるとそれだけで気分は最悪ですよね。


痛みもズキズキしたりガンガンしたりと

その人やその日によってさまざまで

天候やストレス、ホルモンバランスの乱れなど

いろんな影響を受けて悪化することもあるので厄介ですよね。


そこで今回は

頭痛について紹介します。




頭痛の原因って何?

頭痛の原因は病的、外傷的(ケガ)、心理的要因などさまざまです。

また明らかなケガや病変などがない限り

頭痛の原因を断定することは難しく

「おそらく〇〇が関係しているのだろう」という

曖昧な結論に至ることがほとんどです。


頭痛が起こりうる原因の例としては


・病的なもの(脳卒中や脳梗塞などの脳血管障害、風邪など)

・首や肩の機能障害(コリ、可動域の低下、ケガなど)

・交通事故(むち打ち症や打撲など)

・頭部のケガ(打撲や骨折など)

・心理的なもの(ストレス、不安、緊張など)

・身体の状態によるもの(低血圧、貧血など)

・ホルモンバランスの乱れ(極度のダイエットや暴飲暴食、生理など)


などがあります。



頭痛を改善するには?

まず病的な要因で頭痛が起こっている場合は

病院に行って詳しい検査を受けたうえで

治療を受ける必要があります。

急性頭痛や今まで感じたことのないような頭痛、

手に痺れがあったりしゃべりにくさがあるなど

頭痛以外に症状がある場合はすぐに病院に行きましょう。


頭部やその周辺のケガや、交通事故にあった後などは

病院で検査をしてもらって骨折や靭帯損傷などがないかを確認したうえで

治療を受けたり、自分でストレッチや筋トレなどを行って

頭痛の改善を図りましょう。


慢性頭痛や上記の原因以外の頭痛の場合は

まずは生活習慣の改善から行いましょう。


頭痛に悩んでいる方の多くで見られるのが姿勢の悪さです。

普段の姿勢はもちろん

デスクワークの方は仕事中の姿勢にも目を向けてみましょう。

頭が前に出ていたり猫背になっていませんか?

首や肩、背中の筋肉や皮膚などのハリやコリは

頭痛の原因になりやすいです。(Cervicogenic Headache)

仕事中に定期的に首周辺や肩回りの軽いストレッチを行ったり

テレワークなどで仕事環境を自由に調整できる方は

机といすの高さの調節やパソコンの画面の高さや角度を調節したりして

なるべく首や肩に負担のない姿勢で仕事ができるようにしてみましょう。


また頭痛は血管の急激な収縮や拡張でも起こることがあります。

頭痛がある時には血管の収縮を引き起こす

喫煙やコーヒーなどは避けましょう。

急激な気温差も良くないので

夏場の職場や公共機関などで空調が効きすぎている場合は

カーディガンなどの羽織ものを持っておくといいですね。


貧血や低血圧などにより脳に酸素が十分に届いていない場合

頭痛として身体からサインが出ます。

病院から薬を処方されている場合はその薬をしっかり服用し

食生活を改善することをおすすめします。

鉄分、ビタミンB12、葉酸を含む食べ物を意識して選んでみましょう。

お肉やお魚、野菜をバランスよく摂取することで

吸収されにくい栄養素の吸収をUPすることができます。

ただし栄養素の中には調理方法によって破壊されていまったり

流れ出てしまったりしてしまうことがあるので

自分で調理をする際には注意しましょう。


また適度な運動は血液循環を促進するので

運動不足の方はウォーキングやストレッチなど

気軽にできる運動から始めてみるといいと思います。


ストレスや不安感などの心理的要因が考えられる場合は

まずは深呼吸から始めてみましょう。

人はストレス状態にある場合や痛みを感じているときなどは

無意識的に呼吸が浅くなってしまいます。

そのことにより脳が低酸素状態になり頭痛を引き起こしたり

悪化させたりすることがあります。

時間に余裕がある時には一度していることをストップして

2~3分ほど深呼吸をする時間を作ってみてください。


方法としては

1. 鼻からゆっくり大きく息を吸い込み

 胸いっぱいに空気を取り込むようにします。

2. 空気を吐く際には口を少しすぼめて

 胸郭を少しずつ萎めていきながら

 ゆっくりと空気を吐き出します

3. 5~10回ほど繰り返す


これで頭も気持ち的にもスッキリことがあります。

就寝するときに深呼吸をすると

身体がリラックスして眠りにつきやすくなります。


女性の方で生理が近づくと頭痛が出たり

悪化してしまう(Premenstrual syndrome: PMS)のは

女性ホルモン(エストロゲン)の分泌上昇に伴って

痛みを感じやすくなってしまうことが原因の1つです。

この場合はなるべくストレスを感じることは避け

幸せホルモン(セロトニン)を上昇させるようにしましょう。

食べ物としては乳製品や大豆製品、バナナや卵などに

セロトニンを生成する際に必要な栄養素(トリプトファン)が

多く含まれています。

またセロトニンは約95%が小腸で生成されるの

小腸の働きが良くないと

せっかく食べた栄養素が吸収されなかったり

うまくセロトニンを生成できなかったりしてしまいます。

そのため日頃から小腸の働きを良くしてあげることも大切になります。

軽い全身運動やお腹周りのトレーニング、ストレッチなどをして

内臓の柔軟性や血液循環を改善してあげるといいでしょう。



最後に

頭痛があるとどうしても

首や肩回りに目が行きがちですが

実は身体全身の状態によって引き起こることもあります。

もちろん首や肩回りのハリやコリを取ってあげることも大切ですが

身体全身の改善をしてあげることで頭痛だけではなく

ほかの身体の不調も改善されるので一石二鳥です。

ぜひできることから試してみてください。

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